・障害者雇用を進めているけれど、すぐに辞めてしまう
・障害福祉のことに詳しくないから、《合理的配慮》のイメージが掴みづらい
・障害者雇用の実績がなく、とにかく不安
このところ、こういったお声を伺うことが増えてきました。
令和6年度から、法定雇用率が引き上げられたためでしょうか。
障害者雇用のことで悩まれている方が増えています。
なかなか職場定着しない?
障害者が就職した《1年後の定着率は54%ほど》というデータがあります。
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター
【障害者の就業状況等に関する調査研究】より
https://www.nivr.jeed.go.jp/research/report/houkoku/p8ocur0000000nub-att/houkoku137.pdf
しかし、これが《ある方法》を用いることで72%となっているデータもあります。
(上記、同資料内)
その《方法》とは「就労支援事業所の利用」です。
就労支援事業所 とは?
障害者が《はたらく》ことを支援する事業所の総称です。
たとえば
・就職のため、PCなどのスキル習得
・事業所内外での仕事、作業
・コミュニケーションの練習
といったことを行う、障害者が就職を目指す事業所のことです。
この《就労支援事業所》を利用することで、就職率・職場定着率を高めることができるのです。
自社で就労支援事業所を運営する
メリット
・自社で行う仕事を、事業所でも行うことで適性を見ることができる
・事業所での様子をもとに、働きやすい環境の構築ができる
・一気通貫した、就労の支援ができる
・雇用後に問題が起こっても、対応がしやすくなる など
自社で就労支援事業所を運営する
デメリット
・費用がかかる
・大きく収益を出すことが難しい
(もちろん、黒字化は十分可能)
・障害福祉に詳しい人材の確保が難しい など
メリットは 意外と大きい
このように、自社で就労支援事業所を運営することは、障害者雇用を進める上で、とても有効です。
障害者雇用を進めるために、まずは就労支援事業所を展開させてみてはいかがでしょうか。
当事務所では、就労支援事業所の立ち上げから運営まで
数少ない《就労支援の現場を知る行政書士》として、バックアップをいたします。